2020年1月8日、雨。
やっと冬らしく冷えた部屋の空気を、ゼロ風ヒーターが上昇気流を作って(ゼロ風って。。。)暖めています。
どうも、筑波大の浦山です。
今年も若手の会Twitterをどうぞよろしくお願い致します!
(広報として中のひとやってます)
私は糸若運営委員として参画させていただいて1年くらいたちます。
「あいつ誰?」
「(初代委員の)萩原さんのゴリ押しで入ったらしい」
という噂の後に、
「ウイルス研究者なんだって」
「糸状菌は植物病理をかじったらしい」
と付けて貰えるよう、少し自己紹介をさせていただきます。
東京農工大学の農学部出身で、JAMSTECでのポスドクを経て筑波大の助教として約2年前に着任しました。
農工大で”病気を起こさないウイルス”に出会い、植物や真菌、さらには環境中からそういったウイルスを探してきました。
最近は、MVが病気を起こさないウイルスの世界を拡張するんやで!と思いこんでMV研究も進めています(前回の大会で口頭発表のラストに話した者です)。
私が所属するラボは、ゴリ押し犯の萩原さんがボスをされています。
その下で騒がしくワーワー空騒ぎしている浦山と、2名のポスドクさん、6名の学生さん、3名のパートさんで”糸状菌相互応答講座(発酵研究所寄付講座)”を構成しています。
(筑波大と言えば高谷先生や竹下先生が出てくると思いますが、別のラボです)
それはそうと筑波大と言えば、第一回箱根駅伝の覇者である筑波大学が、今年の箱根駅伝に出場しました。
長年出場さえできなかった筑波大がなぜ出場できたのか?
先日読んだ記事では、「ひたすら話し合った(そして結構な人数辞めていった)」とありました。
ひたすら練習ではなく話し合うことが出場に繋がる(繋がったかもしれない?)、大学スポーツの醍醐味的要素を感じました。
懸けた時間ではなく、己と向き合うことで目指す方向性を明確にしてから一所懸命に駆けるという戦略は、学生さんにラボで実践してみて欲しいことの一つです。
話がそれましたが、このブログでは自己紹介と若手の会をどんな風にしていきたいかを書くことがお題だったような気がするのでそのことにも触れておきます。
私はこれまで植物病理学会と微生物生態学会で活動させていただいてきました。
前者は業界密接のきっちりスーツ学会、後者は業界ほぼなしのゆるゆる学会。
微生物生態学会では「学会は必要なのか?覆面公開討論」や「論文編集員会の公開会議」等の印象深い企画が行われていました。
内容云々はあれですが、今振り返るとこのような企画を通して”学会愛”が育まれたことは確かです。
糸状菌分子生物学会はこの2つの学会の間に位置しているようで、新参者ながらにもとても居心地がいいなと思っています。
若手の会の活動についても「本会に若手が勢いをつけて乗り込んでくるから盛り上がる!とてもいい活動をしている!」と某会長がおっしゃっていました。
「若手の会」と名前を付けたら怒られたという話も聞いたことがあり、とっても優しい学会やん!と思う次第です。
折角なので怒られるまでいろいろやってみたらいいですよね。
では最後にうちのラボのコーヒーメーカーを紹介します。
ボタン一つで豆から挽きたてコーヒーが飲める優れものということで、浦山がコストコで仕入れてきました。
筑波方面へお越しの際はラボでコーヒーを飲んでいってください。
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