岡山大学の深田史美です

はじめまして。岡山大学 資源植物科学研究所 植物免疫デザイングループで特任助教をしております、深田史美といいます。

この度、糸状菌分子生物学研究会若手の会の委員となりました。この会は第2回目のWSに初めて参加して以降、糸状菌研究の発表を聞くのが楽しいのはもちろん、糸状菌若手の会ならでは?の、平和に楽しく、新しい人もウェルカム!の雰囲気が大好きで、いつもワクワクしながら参加させていただいていました。早速2022年度のWSも、國武先生(三重大学)、荒木さん(キッコーマン)、戸所さん(月桂冠)と一緒に企画中ですので皆さまどうぞお楽しみに!


はて私は何者かを一言で言いますと、「植物の病原糸状菌がどうやって植物に感染しているのか、糸状菌側と植物側の両方の立場から知りたい」をテーマに研究をしている者です。

出身は京都府立大学の植物病理学研究室で、久保康之先生(現・摂南大学)にお世話になり、2017年に学位を取得しました。その後、ドイツのマックスプランク研究所で3年半、Regine Kahmann先生の研究室にてポスドクをしました。京都でもドイツでも、ウリ類炭疽病菌(Colletotrichum orbiculare)やトウモロコシ黒穂病菌(Ustilago maydis)という植物病原糸状菌を用いて、植物感染時に特異的な形態形成や分泌タンパク質について研究していました。

2020年に岡山大学の資源植物科学研究所に着任し、現在は河野洋治先生と共に、病原糸状菌を認識した際にイネから分泌されて免疫を強化するペプチドの研究をしています。初めての植物側の研究で四苦八苦中しており、いもち病菌を触っては癒されている日々です。


はてブログに何を書いたら面白いかな・・と考えていましたが、コロナで海外に行けない昨今、せっかくドイツにいたことだし、ドイツネタでも書けば楽しいかなと思い、勝手に私視点の「ドイツ、ここがええねん」ランキングを考えました。


まず第3位は、、「おしゃれでなくて良い」

オシャレな人には関係ない事かもしれませんが、え、服って何着たらオシャレなの?と田舎者丸出しで育った私にはありがたい。ドイツの人、おしゃれは特に気にしていないご様子。渡独したばかりの秋、オシャレだと思ってお気に入りのスカートを履いていると、「あれ、あなたこの寒いのになんでスカートなんて履いてるの?もしかして、洗濯し忘れて履くものないの?」と…。よくよく周りを見渡せば、スカートなんて履いてる人はほぼおらず(いてもほぼ外国人)、次の日からズボンとパーカーばかりになりました。(ドイツ人のパーカー着用率は世界一だと思っています。)


第2位は、、「お金を使わなくて良い」

あれ?ドイツ人、ケチなだけ…??と思わなくもないですが、倹約家の方が多いです。例えば「飲みに行こう」と言われて行ってみると、本当に何も食べずにビールをひたすら飲むだけ…。どうもご飯を食べるとお金がかかるから、家でご飯を食べた後に飲みに出かけるのだとか。(もちろんご飯と一緒に飲むこともあります。)そして、日曜日はお店が全て閉まっているので、だいたいピクニックやハイキング、サイクリングといった自然をたっぷり味わい、お金をかけずに済む休日を過ごします。そしてプレゼントには高価なものでなく、手作りの物が多いです。(さよならで貰ったプレゼントがどこかで拾った石だった時には驚きました。)こう考えると、お金を使わなくても、愛情や感情を込めて自然体で生きるというスタイル、結構好きです。


さて第1位は、、「サウナ天国」

意外だったでしょうか。実はドイツはサウナがすごいんです。男女混合、老若男女問わず水着無しで、豊富な種類のサウナとお風呂を楽しめます。体が熱くなればリクライニングチェアで湯冷ましも出来るし、シャンパンやビールを飲むこともできます。観光客はほぼおらず、地元民の楽しみを満喫をすることができます。最初に行った時には度肝を抜かれましたが、その後ハマって4回くらい行きました。温泉好きの方には特におすすめです。


謎のランキングとなりましたが、これで自己紹介の代わりとなっていることを祈るばかりです。次回のブログもお楽しみに。


↓参加された方も多い?ECFG 2020@ローマにて。楽しげに写真を撮った直後、パンデミックが始まりました・・また行きたいな。

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