糸状菌分子生物学研究会若手の会(以下、糸若会)の代表を昨年より務めております、九州大学大学院農学研究院の樋口裕次郎です。
今月頭に、第7回となる若手の会ワークショップが今年も無事盛会に終わり良かったです。
そして、この度の運営委員会議において、運営委員ブログを開始することに決定しました!
昨年から運営委員の大部分が交代し、実は運営委員同士もお互いをあまり良くわかっていない状況でした。
そのため、普段運営委員がどのような活動をしているかを含め、順番に自己紹介していきたいと思います。
まずは代表の私から、2週間毎ぐらいで運営委員ブログが更新されていければと思います。
研究活動の概要は下記を御覧ください。
http://hyoka.ofc.kyushu-u.ac.jp/search/details/K005456/research.html
https://researchmap.jp/yujiro_higuchi/
研究内容は主に、黄麹菌Aspergillus oryzaeにおける膜交通(メンブレントラフィック)に関する研究です。
学生時代から数えると、15年近くこのテーマで研究を続けています(途中3年間イギリスのエクセター大学で植物病原菌のUstilago maydisに浮気していましたが)。
最近、ゲノム編集食品も解禁されたことから、より一層黄麹菌のことを基礎からしっかり理解し、麹関連の食品産業にも活かせる知見を見出して行きたいと思います。
学会活動は下記の通りです。
糸状菌分子生物学研究会(糸若会の親会)
日本農芸化学会
日本生物工学会(九州支部が中心)
運営委員は現在15名いますが、産学官、男性女性、そして研究分野もバランス良く揃っています。
運営委員は全員(?)農芸化学会関連でもあるので、そちらでも交流を深めていこうと話しています。
また、運営委員の中で、今後糸若会をどうしていきたいかということも議論しています。
すぐに答えるのは難しいですが、こうしたブログも含め、ジャーナルクラブも活動を再開します!し、糸若会の活動を活発にしていきたいと思います。
運営委員を中心に、それぞれのカラーを出しつつ、若手から糸状菌研究を底上げしていけたらと思います。
今更ですが実は人生初ブログ執筆です。でもブログって多分本来は文字を少なく写真を一杯載せるのですよね。ということで1枚だけですが、ラボの様子です。
昨年移転したばかりなので、きれいと思います。ラボの片隅で間仕切りして、奥がデスク、手前がベンチです。あまりわかりにくいですが、うちのラボは人数の割にスペースが無いのです。でも住めば都です。
では最後に、私が尊敬し、スポーツ界最大の復活劇を遂げたとも言われる、タイガー・ウッズの言葉で締めさせていただきます。
「決してあきらめてはいけない。それしかないんだ。常に戦うこと。あきらめたら、道はひらけない。(中略)。毎朝目覚めて、いつも挑戦が目の前にはある。戦い続ければ、乗り越えられる」(https://news.golfdigest.co.jp/news/pga/article/92682/1/より引用)
研究でも思い通りにいかない挑戦の連続ということがありますが、地道に継続していきたいと思います。
さて、それでは次回は、第7回若手の会ワークショップの世話人代表を務めていただいた、産総研の玉野孝一さんの予定です。乞うご期待ください。
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